レール工法カネホンパネル

取扱商品

KANEHONの製品案内

木造躯体に手軽に貼れる画期的な工法を開発。

カネホン独自のレール工法大谷石パネルです。

「美観と優良効果を持つ大谷石をもっと気軽に使いたい…」
そんな声に応えるために開発された新建材「カネホン」は、手軽に貼れる大谷石パネルです。
アルミレールを使用し、木造躯体に手軽に貼れる画期的な工法で「簡単施工」「大幅なコストダウン」「高耐久性」を実現しました。
現在、住宅や店舗などの内外装材として、幅広く活用されています。

特徴1木造躯体に手軽に貼れる大谷石壁材は熟練技能者いらずの簡単施工

石材の取り付け工事は、専門の熟練技能者の施工でしか満足のいく仕上がりが着たいできないというこれまでの常識を破り、「カネホン」が画期的な簡単施工を実現。しかも工期を大幅に短縮しました。木造躯体に取付けたアルミのH型レールに溝の入った大谷石を慳貪(けんどん)式に取付けていくだけなので、誰にでも簡単に満足のいく施工が可能になりました。

特徴2画期的な工法で大幅なコストダウンを実現。

従来の半額で大谷石の壁材が可能になりました

なんといっても大幅なコストダウンにより、多くの方からご支持をいただきました。
取付けは誰にでもできますので、専門業者に支払う費用を大幅に削減。 従来の施工法と違いアンカー・ステンレス線などの金具類、接着ボンド、裏込め用のモルタルなど副資材の必要もありません。 さらに、「カネホン」そのものが化粧目地となるので目地詰めの作業も全く不要になりました。

特徴3建物に優しい安心の高耐久性

これまでの腐食・凍害をクリア!

従来型の外壁での貼り石工法の場合、取付け構造上通気性が悪く腐食・凍害などの欠点がありました。 「カネホン」は、木造躯体と石材パネルの間に空間を設けることで通気を確保。
また取付けレールの通気孔によりさらに通気性をアップしました。

カネホン仕上げパターン

大谷石耐火試験(鉄筋コンクリートとの比較)

(東大工学博士 内田祥三氏)

1000度(摂氏)
6時間2分
900度(摂氏)
2.5時間2分
大谷石積
(厚さ30cm)
*熱した面は溶融し網状亀裂を生じるが、表面的のみでそれ以外は変化を認めず。
外面への伝導温度は約30度に過ぎなかった。
*熱した面が表面に変色する以外変化を認めず。
*外面への伝導温度は25度に過ぎなかった。
鉄筋コンクリート
(厚さ12~15cm)
*熱した面は溶融して凹凸を生じ(砂利が膨れ上がる)厚さ約5cmの間はボロボロになりその他の部分も概して脆くなり、鉄槌を以て崩すこと容易である。鉄筋には酸化層を生じ質脆弱となり15cm厚のものに二層に挿入したものは加熱面には鉄筋が露出した。
*外面への伝導温度は、大体12cmのもの190度、15cmのもの150度に達した。
*熱した面は変色も粗面となり厚さ約4.5までは脆く「タガネ」を以て崩すこと容易。
*外面への伝導温度は12cmのもの90度、15cmのもの70度に達した。

大谷石の化学成分

(東大地質学研究所 近藤先生)

大谷石の化学成分

硅酸66.96SiO2
第二酸化鉄1.85Fe2O3
アルミニューム12.55AIO3
マンガン0.06MnO2
マグネシウム0.47MgO
カリウム2.35K2O
ナトリウム(ソーダ)2.87Ma2O
水分11.02H2O

2)含水飽和度0%~50%
特に25%で倍の低下をみることができる(圧縮強度)
3)見掛飽和度(%)自然放置状態にて
100%~35% 1か月で30%位になる(0日)~(10日)
現場では100%近い状態である
4)見掛密度(g/cm3)細目1.60/中目1.62/荒目1.58/平均1.60

1)大谷石の構成鉱物と定量比(単位%)

鉱物鉱物量比鉱物群量比
結晶片群石英   7.3
長石類  4.9
黒雲母  0.2
普通 輝石0.2
不透明鉱物0.1
12.7
マトリックス
(軽石部分)
ガラス  25.9
微細 粘土33.4
ゼオライト25.3
84.6(モンモリロナイト)
(粘土鉱物)
塊状 粘土2.7
有効空隙率37.0

大谷石の圧縮強度・引張り強度

圧縮強度(kg/cm2平均総平均最小値
細目(-80M) 118.9~(-67M)86.198.775.960kg/cm2
中目(-45M) 66.2~(-60M)59.163.440kg/cm2
荒目(-75M) 88.5~(-25M)54.865.725~30kg/cm2
引張り強度(kg/cm2平均総平均最小値
細目(-90M)9.98~(-80M) 8.068.908.422.5kg/cm2
中目(-60M)8.72~(-47M) 8.108.50
荒目(-15M)9.86~(-43M) 4.157.85

カネホンパネル衝撃試験

2008.2 (宇都宮大学 工学部 建設学科 小西研究室協力)

試験内容

<試験内容>
カネホン専用レールを木製パネルに取り付け、カネホンパネルを実際の施工と同様に設置した状態におけるカネホンパネルの衝撃に対する抵抗力を調べる実験。

<試験方式>
建築板の場合最も一般的で明解に試験結果が現れる、JIS A5403の落錘式衝撃試験を採用。(試験対象物に対し、おもりを垂直に落下させて抵抗力を調べる試験法)

<落錘の落下位置>
A.パネルの中央
B.カネホンパネルの接合部(300×900の300側目地中央)
※高さは50cm、100cm、150cm・・・と50cmごとにそれぞれ3回試験。
※カネホンパネルの厚みは35mm、40mmでそれぞれ行った。

試験結果

<A.パネル中央に落下>
a. 40mm厚
落錘の高さ150cmまでは大きな損傷がなく、落錘の落下地点に浅い凹みができる程度であるが、200cmでは亀裂が入るもの、割れが生じるものが出た。天然素材であるためバラツキが予想され、ある程度安全率を見込む必要があるが、ほぼ150cmまでは大きな損傷を受けないと言える。
b. 35mm厚
落錘の高さ50cmまでは大きな損傷がなく、落錘の落下地点に浅い凹みができる程度であるが、100cmでは亀裂が入るもの、割れが生じるものが出た。天然素材であるためバラツキが予想され、ある程度安全率を見込む必要があるが、ほぼ50cmまでは大きな損傷を受けないと言える。

<B.パネル接合部に落下>
a. 40mm厚
落錘の高さ50cmまでは大きな損傷が生じないが、軽微な亀裂が生じる場合がある。
b. 35mm厚
落錘の高さ37.5cmまでは大きな損傷が生じない。

衝撃力の評価に対する文献は少なく、最も信頼性の高いものとして、建設省(現国土交通省)建築研究所の建築研究報告の材料に関する研究報告(昭和43年3月)の材料に関する研究『建物またはその部分に要求される条件』がある。そこに示されている『衝撃荷重に対して安全であること』が下表である。

定性的グレーディング定量的グレーディング
0.指先ではじく衝撃にも安全でなくてよい
10gの鉄球を30cmの高さから落とした衝撃にも耐えなくてよい(0.3kg・cm以下)
1.指先ではじく衝撃にも安全でなくてよい10gの鉄球を30cmの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(0.3kg・cm)
2.こぶしで打つ衝撃に安全1kgの鉄球を30cmの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(30kg・cm)
3.足で蹴る衝撃に安全1kgの鉄球を1mの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(100kg・cm)
4.野球のボールがぶつかる衝撃に安全1kgの鉄球を3mの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(300kg・cm)
5.小さいハンマーで打つ衝撃に安全10kgの鉄球を1mの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(1000kg・cm)
6.大きいハンマーで打つ衝撃に安全10kgの鉄球を3mの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(3000kg・cm)
7.小型自動車が衝突した衝撃に安全100kgの鉄球を1cmの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(10000kg・cm)
8.大型自動車が衝突した衝撃に安全100kgの鉄球を3mの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(30000kg・cm)
9.重いものが高いところから落ちた衝撃に安全300kgの鉄球を3.33mの高さから落とした衝撃にも耐えねばならない(1000000kg・cm)

以上から、カネホンパネル中央部では、厚さ40mmの場合足でける衝撃に安全であり、厚さ35mmの場合亀裂が入る可能性がある。また、パネルの端部では、厚さ40mm、35mmとも拳で打つ衝撃に安全と言える。

カネホン工法(垂直断面図)

●カネホン取付レールは必ず間柱または胴縁などの構造躯体に取付けて下さい。
●カネホン取付けビスについて…
呼び径4mm以上、頭部ワッシャー一体型の物を使用して下さい。
また、外部に使用の場合はステンレス製の物を使用して下さい。
●間柱等カネホン取付部が木の場合L=50mm以上のビスを、軽量鉄骨の場合L=25mm以上のタッピングビスを使用してください。
●外部に使用の場合は水抜き穴加工されたカネホン取付レールをご使用下さい。
●カネホンが常時湿度の高い場所や極端に温度の下がる場所(-5℃以下)等の厳しい環境下に置かれる場合には、その対処法を必ず製造元にご確認・ご相談下さい。